☆竹の話 その二

竹の寿命
地下茎が伸び、その一部から筍が出て竹となります。
地下茎の先端は常に成長し3~5年目の部分から筍を出し、寿命は平均7~10年ですがもっと長いものもあります。 地上の竹はマダケで10~15年、モウソウチクで7~12年で枯死します。
藪全体(地下茎で結ばれている竹)が枯死するのはササで40~80年、タケで50~120年といわれています。
モウソウチクでは67年前後が確認され、マダケは120年程と推測されますが、タケの種類により大きく異なります。

竹の花
竹が花を付けると枯れる----全ての竹を言うことはできません。
毎年花を付けても枯死しない種、花を付けないのに藪が枯死する種もあると聞きます。
イネの仲間なので結実すると稲穂に似た種をつけますが、花を付けず実がならないもの、種が発芽しないものも有り、これらが増殖する時には、藪枯死時に回復根と呼ばれる数節の地下根を残し、ここから種からと同様に新芽が発芽して、10年ほどで元の藪に戻ります。

**蛇足**
民謡 ”会津磐梯山” で
 会津磐梯山は 宝の山ョ~
 ササに黄金がェ~また成り下がる~
とありますが、此処で云う -黄金-とは ササ(タケ?)の種であり、飢饉の年、磐梯山麓のササ(タケ?)の種を食べ飢えを凌いで命をつないだ、その糧を与えてくれた磐梯山(自然)に対する感謝を表している歌であると聞き及びます。
しかし、「広範囲に竹が実を付けると、藪ネズミなど実を食べる小動物が大繁殖するので、それは言えない。」とする学者もいるといいます。
 サテ! 真相の程は・・・・・・・?

竹の成長
成長の早いものの代名詞にたとえられる竹ですが、マダケ・モウソウチクで約120cm/日が京都で観測されています。
一般の植物は先端(外側)が成長しますが、竹は節と節の間、すなわち全体が成長するので、2ヶ月ほどで15mにもなれるのです。
成長は40~50日続き、皮を落した時点で終了します。節の数は筍の時と変わらず、マダケでは50~60で変化しません。
これだけの成長を支えるのは水の圧力であり、1日20リットル以上必要(モウソウチク)とする学者もいます。
毎年新しい葉が芽吹き、古い葉から順に落葉するので、この部分は毎年わずかに成長しています。