☆竹の話 その一

身近にありすぎて、知ってるようで知らない”竹”。学校や塾みたいに習わないけど、なんとなく知ってる”竹の話”
私の見聞きした事柄を羅列しました。皆様が目から鱗と思われる一行があればと思います。

竹の語源
万葉集によれば「タ;とは高き儀なり、ケ;とは古語に木をケと呼ぶ。タケとは”高き木”の意なり。」とあります。
ある学者は「筍の成長の早いこと」が起こりで、他の植物より著しく成長が早いので、ただ高いだけでなく丈・岳・茸・武・猛・等々「猛々しく勢い盛んに伸びる」の意から”タケ”と言う説を唱えています。
また、「ササ」は大言海によると細小竹-ササダケ-の略、或いは「葉の風に相触るる音を名し、竹の異名なり。」とあります。

文字表記、分類の方法
竹類なのにササがあり、笹類なのにチク・タケがあり、地域によってはチクとタケが逆の呼び方しています。
(モウソウチクをモウソウダケ・カンチクをカンダケ等)
名前が違ったり、二種が互いに逆の呼び方であったり、異種を同じ名前にしたりと様々な呼び方があります。
学会では、漢字で表記すると読み方が混同される為、カタカナで表記し、読み方を統一化しています。
分類は、660種とも1200種とも言われ、日本には150種とも600種在るといわれます。
学説は様々有り異論が多く、はっきり区別することは困難です。
-孟宗竹-を学術的に表すと
 植物界・被子植物門・単子葉植物網・イネ目・イネ科・タケ亜科・マダケ属のモウソウチクとなるでしょう。

竹・笹・バンブーの区別
地下茎、竹皮の着生状態、葉の形態等で分類しています。
タケ類竹類--マダケ,モウソウチク、ハチク、オカメザサ等
笹類--クマザサ、メダケ、カンチク、ヤダケ等
バンブー類--ホウライチク、シチク、マチク等
一般に、竹は皮を早くに落し大型であり、笹は皮を付け小型、バンブーは地下茎が無く株立ちになるとされています。
呼び名で、○○タケ・□□ちく・△△ザサなどがありますが、あくまでも呼び名であって、笹と竹の分類名でないことを認識しておく必要があります。

竹の生息域
タケは気候が温暖で湿潤な地域に分布し、アジアの温帯から熱帯域に多く自生しています。
ササは樺太・タケは津軽海峡以南からオーストラリア北部、西はインドまでのアジア域、及びアフリカ中部域に自生し、南・北アメリカとヨーロッパには自生が見られません。タケは北海道・高山には自生しません。